高校生インターンによる「スタッフの眼」第2弾です。一見したところ「完璧だと思っていた主張」の印象が、相手チームの反論によって変わっていく点について触れています。

Jさん 高校3年生

私は今回のディベート大会のサポートで、初めてディベートを観戦させてもらいました。

中学校と高校それぞれ1試合を見て、初めに驚いたのは話すスピードです。初めて聞いたディベーター達の話している言葉は速すぎてもはや、日本語として開きとるのが難しいぐらいでした。でも、耳が慣れていくにつれて、ディベートに惹かれていきました。今回の論題は、中、高、ともに政治に関するものだったため、その論題についてのメリット、デメリットがうまく理解できないと思っていっていましたが、肯定側も否定側も、数字や資料の引用を使っていて、それぞれの主張にはっきりと根拠がついていたため、話を聞きながら自分も理解できて楽しかったです。

それぞれの主張を理解できてくると、その後の完璧だと思っていた主張に対する思わぬ角度からの質問や反論に驚かされました。一つの論題に対して想像もつかないほど様々な視点からの意見が飛び出すので、聞きながら広い視点を持つことの大切さに気付きました。激しい議論の末の審判の話はとても分かりやすく、どのような話をしていたかなど、それぞれにアドバイスを言いつつしっかりと審判の意見を伝えていて、それを聞くことでまた新たな発見などがあり、とても楽しく聞かせてもらいました。

ディベートをしたことはなかったですが、ディベートの楽しみを知ることができ、自分もやってみたいと思えるような経験ができました。ありがとうございました。