ディベート(debate)は、広義には公共の問題についての二つの対立する立場での討論を言い、狭義にはこうした形式での討論ゲームを言います。

私たち全国教室ディベート連盟は、ディベートの技術と発想を学校教育に普及させることによって健全な市民社会を構築することを目的として、1996年に発足し、2004年にNPO法人として認証を受けました。これまで、(1)教室ディベートの教材・指導法の開発、(2)全国各地でのディベート講習会の開催、(3)ディベート甲子園(全国中学・高校ディベート選手権)の開催、などの活動を行ってきました。こうした取り組みの結果、ディベート甲子園等を通してディベートを学んだ人たちが、ディベート能力を活かして各界で活動してくれるようになっています。

昨今の社会情勢の変化の中で、異質な他者と対話したり、あらかじめ正解の決まっていない問題を解決したりすることが、従来以上に求められるようになっています。日本の学校教育においても、思考力、判断力、表現力が求められるようになっており、国語、社会科、総合的な学習の時間や総合的な探究の時間等でディベートに関する内容が取り上げられるようになっています。ディベートの技術と発想は、変化の激しいこれからの社会を生きていくために不可欠な素養です。

私たち全国教室ディベート連盟の活動は、賛同する方々からのご支援によって成り立っています。近年ますます多くの方々にご賛同、ご協力いただき、教育におけるディベートの重要性が広く認められるようになってまいりました。今後も多くの方々のご理解、ご支持をいただき、ディベート教育の普及を進めていきます。

2020年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、第25回ディベート甲子園は開催を中止とせざるをえませんでした。2021年度も、第26回ディベート甲子園をオンラインで開催することを予定しています。対面での大会の実施が難しいことは残念ですが、関係者一同、できる限りのことに取り組んでまいりたいと考えています。

ディベートに取り組みたいという先生方や生徒の皆様、ぜひ一緒に取り組んでいきましょう。また、私たちの活動に共感してくださる皆様、ぜひご支援、ご協力をお願いいたします。

特定非営利活動法人 全国教室ディベート連盟
理事長 藤川大祐(千葉大学教育学部教授)
2021年2月


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維持会員
年会費3千円 連盟の会員として賛同して下さる方のための会員制度です。
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全国教室ディベート連盟 事務所

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