これまでも多くのボランティアに支えられて、全国教室ディベート連盟は活動を続けてくることができましたが、より一層充実したディベート活動の場を提供していくためには、さらに多くの人材が必要です。
連盟では、運営スタッフ、委員の公募制度を行っています。私たちと共に中高生のディベート活動を支えていきたいという熱い想いをお持ちの方は、ぜひご応募ください。
なお、個別の大会での審判、タイムキーパーなどのスタッフは主催支部、委員会が行っております。
そちらに参加をご希望される方は下記までご連絡ください。
全般的な注意事項
- 本制度の募集対象は、一定期間以上継続して運営に携わって頂ける方を対象としています。大会その他のイベント毎の当日スタッフについては、従来通り各主催者から個別に募集が行われますのでご注意下さい。
- 本制度の募集対象に関しては無報酬のボランティアで、大変恐縮ながら交通費等の経費も自己負担をお願いしております。
- 大学生、社会人以上を募集の対象とします。
ただし、既に卒業が確定し、進路が決定している方が、進学・就職後の参加のために応募することはできます。 - 各委員会の委員およびNADE事務局と、支部の役職とは兼ねることができますが、兼務により双方においての業務や応募者自身の社会生活に支障を来さないかどうかについては、事前に確認・調整をさせていただきます。
現在募集中の内容
【NADE事務局】
事務局は特定非営利活動法人である全国教室ディベート連盟の組織活動を縁の下から支える部門です。直接の受益者である全国の中学生・高校生だけでなく、大会を支えるボランティアスタッフや組織運営を行う理事会メンバー、貴重な寄付をして下さるサポーターの皆様など、多彩な関係者がスムーズに力を合わせられるように、総務・法務・財務などを通じて組織を支えます。
主な業務内容
特定非営利活動法人の運営に関わる東京都及び法務局等への対応
- 理事会・総会に係る招集通知の発出〜議事録作成までの諸対応
- 年間予算の編成、執行管理(管理会計)
- 日々の入出金や納税、記帳、決算報告書の作成など(制度会計)
- スポンサー企業様への対応、及び新規スポンサー様の開拓
- 運営・維持会員に関わる集金、名簿管理、ニュースレター配信等
- Google Workspace、Slack、MailChimp、pay.jp、Webサーバ等のシステム管理
参加期間・頻度
- 年間を通じて随時業務が発生しますが、大会前後の繁忙期以外は、分量は多くありません。
- 業務は〆切のあるものを除き即時に行う必要はありませんが、2週間以内程度を目安に随時こなしていただく必要があります。
スキル・条件
以下のいずれかについてある程度の専門知識があり、数年以上に渡って継続的に参加できること。また多彩な関係者との折衝があるため、対人コミュニケーションが好きなこと。
- 法人運営に関わる法務の知識
- 法人運営に関わる会計の知識
- IT業務に関わる知識(目安として、レンタルサーバにWordPress環境の構築等が出来る、Excelでvlookup関数やpivot tableが使える等)
【試合運営委員】
試合運営委員会は、ディベート甲子園 全国大会の運営を担当している委員会で、以下のような業務があります。
※2024年9月の旧大会運営委員会組織解消に伴い、その業務を継承しました
- 予選組み合わせの決定や対戦結果の集計、公表
- スタッフ・審判の募集および各試合への割り振り
- 選手や観客の受付、案内
- 会場設営および整理誘導
- 式典の進行、撮影、ライブ配信
- 救護の手配やトラブル発生時の対応
これらの業務を円滑に進めるため、オペレーションのマニュアル化や仕組みづくり、各種書式の整備等を通年で行っています。
また、大会のルールやガイドラインの原案を策定するほか、選手や審判の皆さんにそれらの理解を深めて貰うため、解説文書や教材の発表も行っています。
このような活動を通じて、ディベート甲子園の競技としての公平性を担保すると共に、イベントとして選手のみなさまの思い出にできるよう、日々努力をしています。
主な業務内容
前掲の業務のいずれかのセクションを担当し、準備段階から全国大会当日の運営までを務めていただくほか、下記のような不定時業務に関しては、持ち回りで分担して対応いただきます。
- 委員会の会議の議事録作成
- 各種文書の原案作成あるいは他者の作成した文書のダブルチェック
- 業務連絡のメール送信
参加期間・頻度
- 月に1回程度、土日祝日のいずれかにオンライン(Zoom等)で開催される定例会議(拘束時間は概ね2時間程度、実施時間帯はメンバーの予定を鑑み都度調整)に原則参加可能であること
- メールでの連絡が取れること(概ね3日以内に返信が可能であること)
- 平日に一定の作業時間を取れること (メール返信、文書作成など週あたり1~数時間程度)
- 全国大会開催期間(例年8月第二週頃の3日間)の予定を空けられること
- 長期(2年以上)継続して参加できること
スキル・条件
- ディベート経験の有無、選手としての成績は不問
- ディベートの審判や指導者を経験、あるいは将来的にそうなることを志向し、ルールやその背景となる理論について理解・関心があれば尚可
- PCでの文書作成(MS Word、ExcelやGoogleドキュメント、スプレッドシート等)やメール送受信など、最低限のITスキルを備えていること
- 昨今の社会情勢の変化により、ディベート活動の場、およびそれを支える組織運営においてもIT化が急速に進んでいることから、それを支える情報処理関連のスキル(プログラミング等)を備えていれば尚可
- 指定された期限内に割り当てられた業務は当然に完遂する、あるいは達成不可能な事が見込まれた時点で即時報告・相談する等、一般社会における最低限の行動規範に則った対応を行う事ができること
【論題検討委員】
論題検討委員会は、ディベート甲子園及び各地区予選で使用される論題の策定を目的とした委員会です。当委員会が提出した原案をもとに論題が決定されます。
主な業務内容
- 様々な社会問題から、ディベート甲子園の論題にふさわしいと思われるものをピックアップし、どのような議論が考えられるか、どのような資料があるかなどを調査・検討します。更に、そのテーマをどのような論題・付帯文にするべきか検討し、常任理事会に論題案を提出します。
- 常任理事会での論題決定後、論題発表までの間に論題解説を作成します。
- 論題勉強会の開催、地区勉強会への講師派遣などを通して、選手の皆さんが論題を理解し、ディベートの試合ができるようにサポートに努めます。
参加期間・頻度
- 毎年9~12月に論題策定を行います。毎月一回程度(主に土日)開催の委員会を開催します。毎回出席が必須ではなく、個々の仕事や学業に支障を来さない範囲で活動可能です。
- 委員会では各委員が事前に個々でリサーチした結果を持ち寄り、報告・検討することになりますので、委員会以外での各個人のリサーチがメインミッションとなります。
- 委員会はオンライン会議であるため、居住地域は問いませんが、Web環境は必要となります。
- 論題解説執筆、論題勉強会の企画などは委員の中の担当により行いますので、全員必須ではありません。
スキル・条件
- 様々な社会問題に関心がある方。
- ディベート甲子園の論題としてという視点からの論題検討が求められるため、最低限ディベートのルールを理解している方。
- ディベート歴や選手としての成績は不問。ディベート甲子園出身であるか否かも問いません。
- 最低限のITスキル(連絡手段としてSNSの使用)を持たれている方。
- 論題検討に関する守秘義務を守れる方。
【関東甲信越支部 事務局】
地区中高生ディベート大会(春季・夏季・秋季)を開催し、大会を運営する役割を担います。大会以外にも出張講座、学園祭ジャッジ派遣、市民ディベート大会のサポートを行います。また、その他支部イベント開催にて運営/講師等を担当します。
主な業務内容
- 当事務局は、支部長、副支部長、事務局長、会計の役職があり、ジャッジ、スタッフ、IT、受付等のチーム制を敷いています。
- スタッフ統括はスタッフ責任者として、ジャッジ統括はジャッジ配置責任者として、スタッフ・ジャッジの方のとりまとめを行います。当支部に関わる多くのジャッジ・スタッフの方には全国大会でも協力いただくため、その道筋を築くことが求められます。
- 大会では選手、ジャッジ、スタッフ、顧問/引率、見学者の対応も行います。
- 運営関係者から大会運営ノウハウ(人事マネジメント能力、資材管理、時間管理能力)の提供と実践の場が提供されます。
参加期間・頻度
- 月に1回(土日祝日)オンライン会議に参加いただきます。
- 大会前の期間に一定の作業時間を取っていただき、大会当日に参加していただきます。
- 長期(2年以上)継続して参加いただきます(要相談)。
スキル・条件
- 選手を支えたい、ディベートができる場を支えたいという方、大歓迎です。
- 選手ディベート歴、成績は不問です。
- メール送受信、PCでの文書作成を行うため最低限のITスキルが必要です。
- イベントでは、様々な方と接する機会もあり、社交性が求められることもあります。
- 現在ITスキルを運営に生かせる人材の方を特に募集しています。
応募方法
応募フォームに必要事項を記入の上、お申込下さい。
応募いただいた方には、連盟スタッフによる面談を行い、詳細な説明と志望内容のすり合わせを行います。
意向とマッチしなければその後に辞退することもできますし、こちらからお断りする場合もありますのでご了承ください。
なお、応募の時点で、希望の内容を一本に絞る必要はありません。
面談でそれぞれの詳細を聞いてから意向を決める事も可能です。
問い合わせ先
本件に関するお問い合わせは、 までお願いします。
※SPAM防止のため画像となっております。